OKIワークウェルとは

在宅雇用の仕組み

私たちの企業理念は「進取の精神」、従来の慣習にこだわらず、勇気をもって進んで新しいことに挑戦することです。ITを用いて、会社と自宅をネットワークでつなぎ、通勤の社員と在宅勤務者が一丸となって仕事をしています。

1.チームで仕事

在宅勤務の関係イメージ

OKIワークウェルの特徴は、事業単位でチームを構成し、チームに分かれて仕事をしているところです。
在宅勤務者は、いずれかのチームに属し、共同して仕事をしています。
チームは10名ほどの在宅勤務者で構成されています。
経験年数やスキルは様々ですが、メンバーは組織的に役割を担っています。
在宅勤務者の中から技術が高かったり、指導力があったり、面倒見の良い社員をリーダーとして登用しています。
リーダーが班の進捗管理や顧客対応をしています。
業務を担当するメンバーは、お客様のニーズに沿ったものを制作するために、ワークウェルコミュニケータで相談を繰り返しながら、業務を進めます。

2.バーチャルオフィスシステム

OKIワークウェルでは、情報通信技術を活用して、重度身体障がいのある方が通勤しなくても、働くことができる環境を整備しています。
コミュニケーション方法は電子メールと、「ワークウェルコミュニケータ」を活用しています。
このワークウェルコミュニケータは自社開発したバーチャルオフィスシステムです。
映像機能がなく、音声でコミュニケーションを取るシステムです。
必要な時にクリック一つで、話したい相手を呼び出すことができます。
また、常時接続型なので、他の社員が誰かを呼び出している声が常に聞こえています。
在宅で働いている孤独感を和らげ、オフィスにいるのと同じ環境を実現しています。

3.在宅勤務コーディネーター

在宅勤務者の労務管理や育成、プロジェクトマネジメントを行う、コーディネーターを任命しています。
コーディネーターは生活相談員であったり、社会福祉士であったり、エンジニアであったり様々です。
在宅勤務者の障がい特性や強みを理解し、在宅勤務者が最大限の力を発揮できるよう、日々コミュニケーションを取り、仕事をしています。

4.社員育成

OKIワークウェルでは在宅勤務者に長く働いてもらうため、社員育成に力を入れています。
先輩社員がOJTトレーナーとなり、3年間の計画を立案し、社会人マナーや担当業務技術を教えていきます。
また、情報処理の国家試験ITパスポートの合格を目指しています。
4年目以降も育成は終わりません。
社員一人ひとりに対し資格取得や、身につけたい技術を面談で聴き、目標設定を行います。
目標の進捗は4半期毎に本人とコーディネーターで行います。

5.強みを活かす

OKIワークウェルでは、重度の肢体不自由者が特性を活かして仕事をしています。
たとえば、Aさんは全身をほとんど動かすことができません。
しかし、文章を作成することが得意なため、ホームページ等のキャッチフレーズや文章を作っています。

また、Bさんは手の届く範囲が狭いですが、絵を描くことが得意です。
現在はデザインの仕事を行っています。

名刺作成には在宅勤務者と、知的障がいのある通勤の社員が関わっています。
名刺のデザインを決めるのは在宅勤務者です。
通勤の社員は名刺の印刷を行い、その名刺に間違いがないか、印刷はきちんとなされているか、細かいチェックを行います。
それぞれの得意な分野、技術を活かして、仕事に取り組んでいます。



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