鹿児島県在住のCさんは、生活介護施設で仕事をしています。
ホームページ制作に携わっています。
脊髄性筋萎縮症で、座位や立位がとれず歩行が不可、食事、排泄、移動が、全介助。
嚥下、呼吸器の障がいによる医療的ケアが必要です。
仕事は、体調や時間に応じ、座位保持装置に座った状態とベッドに側臥位になりパソコンを操作します。
腕を支えるために、作業療法士に相談し作成した上肢装具で腕を吊るしタッチパッドを操作します。
文字入力は、画面上のスクリーンキーボードを使用しています。
仕事では機密情報を扱うため、防音の観点からカーテンで仕切り、仕事をしています。
また、見守りの観点から、このカーテンは透明なものを使っています。
このカーテンは特別に作ったもので、通気性を良くするために所々穴が開いています。
夏は暑くなり過ぎないよう、仕切りの中に扇風機を設置するなどの工夫をしています。