2017年11月27日
株式会社沖ワークウェル
沖電気工業株式会社
表彰状を受取るOKIワークウェル津田社長(左)
OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(社長:津田貴、本社:東京都港区)は、平成29年度総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」を受賞しました。11月27日に御茶ノ水ソラシティ(東京都千代田区)にて表彰状を受取りました。OKIワークウェルはテレワークの導入にあたりさまざまな工夫を凝らしており、他の企業の模範となる取り組みが評価され、総務大臣賞の受賞につながりました。
総務省は、平成27年度から、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体を「テレワーク先駆者」とし、その中から十分な実績を持つ企業などを「テレワーク先駆者百選」として公表しています。さらに、平成28年度より「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」として、「テレワーク先駆者百選」の中から特に優れた取り組みを表彰しています。
OKIワークウェルの受賞は、昨年の「平成28年度テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」特別奨励賞、「ワークライフバランス大賞」優秀賞につづくもので、完全在宅勤務制度を導入し、重度障がい者の就労機会と社会参加を支援していることが広く評価されています。
OKIワークウェルは、2004年に設立された障がい者雇用を専門に行う特例子会社で、高度なITスキルを持つ重度障がい者が在宅勤務でホームページの作成やイラスト・デザイン制作などを行っています。OKIワークウェルではいち早く在宅勤務制度を取り入れ、独自開発のコミュニケーションシステムを活用することにより、現在全国21都道府県の重度障がい者49名が在宅で業務を行っています。
OKIワークウェルでは、障がい者の在宅雇用の経験を活かし、特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒を対象とした出前授業と遠隔職場実習、遠隔社会見学なども実施しています。今後も、在宅雇用の拡大に向けて取り組んでいきます。
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社。