木村のつぶやき つぶやきNo.2(2006年12月)がんばるな、あきらめるな
当社は全社員が集合した懇親会を行っている。このときは26名の在宅勤務者もあらゆる手段を使って参加します。家族の介助者もいればボランティアの介助者も。2名の屈強な男性介助者を率いてくる体格の良い男性社員も。九州や関西の社員も参加します。仕事の関係者や日ごろお世話になっている団体の方など含めると70名以上になります。この会の挨拶で毎回「がんばるな、あきらめるな」と言い続けています。普通の社長は会社のためにあきらめないでがんばってくださいと言います。障害者それもかなり重度な方々は、自分の体力や精神力には限度があり、それ以上を求めるのは無理な話です。「がんばる」ということばには普段以上の力を発揮してというイメージがあります。「あきらめるな、がんばれ」ということばは一般的に使われますが、それはあきらめないで普段以上の力を出し、多少無理をしてでも目標を貫徹しようという意味合いがあるように感じます。ソフトウェア業界では徹夜、土日出勤当たり前に「がんばってる」社員が多いようです。重い障害のある当社の社員は普段以上の力は身体的に発揮できません。無理をすると褥瘡(じょくそう)や体調の悪化で取り返しのつかない事態になってしまいます。
障害者ががんばらないで健常者に勝てる方法がひとつあります。それは、残業、徹夜、休日出勤を当てにしない仕事のやり方を追求することです。ゆっくりでも良いので、仕事を一つ一つ着実にこなし仕事の後戻りをしない方法をとることです。OKIネットワーカーズには徐々にではありますが、そのような能力が身についてきていると感じています。11月21日には2人のOKIネットワーカーズが誕生しました。11月9日に宮崎県の都城市の女性と西都市の男性を自宅で面接をし、採用を決定しました。二人とも県のIT研修、県から委託を受け実施した当社の在宅勤務実践研修を受講しOKIネットワーカーズのメンバーとなりました。宮崎県のメンバーはこれで3名となり、九州では4名となります。九州支社をつくろうと言い出す九州出身の社員も出ています。
採用面接が終わった宮崎空港への帰り道、天気も良く、時間も余ったので、ジャイアンツのキャンプで有名な青島へ足を伸ばしました。そこには2つの「喝!」と1つの「思いの発見」がありました。
- 1つ目の「喝!」
- 今年の2月1日ジャイアンツのキャンプインの青島神社へのお参りの絵馬で家内安全や安産祈願をしている選手が多かった。・・・必勝祈願に行って野球の事を祈らないのは何事か!
- 2つ目の「喝!」
- 青島神社に「苦労を去る」というお守りがあった。黒地に猿の絵があるものです。・・・キャンプは苦労しに行くもの、こんなものを買っていたとしたら!来年のジャイアンツの奮起を望みます。
- 「思いの発見」
- 青島は最北端の亜熱帯林だそうです。確かに狭いながらもジャングルの風情をしています。そこで一句。
青島の ジャングルもどきに 冬しのび
当社も設立3年目になり「会社もどき」から「本物の会社」にしなければという思いを強くしました。小さい青島では冬が来ます。当社を冬の来ない大きなジャングルにしたい。